初めて桜井章一さんの本を手にしたのは、青山のブッククラブ回で。
スピリチュアル本ばかり置いてある、おもしろい本屋さんです。
そこに、マージャン20年間無敗の雀鬼(ジャンキ)なるものの本があるなんて、一見異質すぎるのですが、読んで納得。そのときは
「壁をブチ破る 最強の言葉」
を買いました。
今回ご紹介は、七尾の図書館にもあった~!
精神力 強くなる迷い方 (青春新書INTELLIGENCE)
迷える男たちが漢(おとこ)←{雀鬼用語}になるために。雀鬼会の会長、桜井章一さんに悩みをご相談、回答、という形式。
第三章 揺れない心 「心温」を適温に保つ より
111ページ
・・・・・ところが、私は、ある技を習得していて、寒いという意識を飛ばしてしまうわけだ。すると雪の中を裸足で歩いても、素っ裸で寝ころんでも寒さを感じられないでいられる。
・・・・・ヨギ。
「ヨーガとは心の作用を止滅することである。」(ヨーガ・スートラより)。。。だもんね。
112ページ
まず全身に力を入れさせる。体を踏ん張らせて、緊張させる。次に、息をはきながらすべての力を抜いて筋肉を弛緩させる。・・・・・・中略・・・・・・
しかし、日々、ボーっと暮らしていたのでは、そんな不思議な力は出ない。さっき述べた訓練のように緊張と弛緩を繰り返す生活をしないかぎり、いざというとき、半分の力も出せないと断言する。
・・・・・ヨガ。だ。
緊張と弛緩を繰り返すことで、体の使い方を習得する。
潜在能力を引き出す生き方 より
143ページ
・・前略・・・君がそうした力を得たいのなら、時間を短縮する生き方をすることです。エネルギーと時間はものすごく密着しているんですね。たとえば原子爆弾も、そう。凝縮された時間の中から核分裂を起こし巨大なエネルギを生み出しているわけだろう。
意識とは時間をはっきりと感じることであり、無意識とは、その人が感じとれないほど凝縮した短い時間にあると思う。瞬間です。
このあと、
私の持論だけれども、”瞬間こそ愛である”ということ。誰かが困っていれば理屈を考える前に行動する。瞬間に手を差しのべる。それが愛です。そして、そこに無意識の潜在的なパワーが生まれるということ。瞬間的に80キロの荷物だって持ち上げられる力がひそんでいるのだから。
何度も修羅場をくぐり抜けた雀鬼の洞察力はすごい。質問の文面から瞬時に人を読み取る。
切れ味のいい見事な刀芸を見てるよう・・・どころか、事件の現場を見ているよう。秒殺。
より。
「考えるな。感じろ」
と。
はは~っ。どげざ。
雀鬼にグッとくる満月の夜でした。
となりに壇蜜が居たらな~(多分おとこ度が上がっていたのだろう)と妄想しつつ、瞑想。出来てるのかは謎。