ヨギにお借りし、読みました。
「ぷーちんかっこいいから読んでみる」という軽いノリです。
政治に明るくない自分からは勧んで選ぶことのないだろう本。
”この本を読み終えたとき、あなたの世界観は一変しているはずです”
との文句がありましたが、確かに読後見える世界が違うぜよ。(私の場合はあまりに政治にうといせいだとおもいますが。。。)
本書には
現実主義 と 理想主義
という文字がたびたび出てきますが、これで二極化するとしたら
プーチン → 超現実主義 です。
バッサリ、グッサリ、キレがいいねえ。
それなのにプーチン、言い回しが洗練されてるので負けた方(プーチンの戦略によって逮捕されたりした方)に同情できないわ。
詩的な元スパイ。。。
そして世界は色々な事が起きていますが多くの悲劇(人為的なこと)の
根源はエネルギー利権(今なら主に石油)にあるよう。
これは結局は恩恵を受けている自分自身の問題でもあります。
帯には ”「神」、再臨 ”
なんて。。。プーチン寄り(プーチンファン)の本だったらどうしましょ。。
なんてことはいらぬ心配です。
あらゆる記事からの転記、著者が真実を偏りなく伝えたいという意思が感じられました。
ここでプーチンを「神」と呼ぶのなら
本書での「神」とは「タイムラグのない者」と定義したいところです。
プーチンの曖昧さのない実行力に自分がいかに曖昧(というか、なあなあ)で濁しているかを感じました。
すこしづつでもいろんなことを多方面から知る事ができるのは、周りの方たちがそれぞれにいろんな分野に興味があるがゆえ。ありがたいことです。
読んでよかった。ミーハーでよかった。
プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?
- 作者: 北野幸伯
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2012/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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