日曜に、ゆずを蒸留しました。
5時間のつもりが結局、9時間半も蒸留していました。
冬の蒸留はいいです。
燃え続ける炎は暖かいし。
適度に湿度のある生アロマも漂い、ピッタとヴァータが調整されるよう。
ただぼーっとしていれば素敵アロマを味わえるのかといえば
そんなことはなく、
材料調達(力仕事)、蒸留器設置(力仕事)後片付け(大力しごと〜!)
があり、しっかりとカパも養われるしくみです。
そういう外的な要素からも、なんともバランスのとれた作業です。
現代の分業化というのは、いかに偏りを招くものなのかということを
一連の蒸留作業を行うことで知ります。
まるで家庭料理のような、ちいさな規模での蒸留は、
これに関わることで、”世のしくみ全て”を知る事ができる。なんて、
大げさながらもけっこう本気で思っています。
ソレがあるからアレを味わえる。
下があるから上を。
このことが融合した時、
自分が知れる範囲での、エーテル質と出会えるのでしょう。
作業、工程が、茶道や何かのよう。
蒸留器の中身によって、
自身のコンディションによっても、
味わえるエーテルが毎回違うのも
最高♡