エネルギー日記    

エネルギーを学んでいます

10/22.2023 「光の石」2 クリスチャン・ジャック

10/22

引き続き、光の石2。

 

 

エネルギーのことを物語で読ませる面白い本。

1〜4巻まであるみたい。

先を知りたくて読むスピードがもどかしい。

今は3を読んでいる。

 

さかのぼって2巻の

p104、p191より抜粋。

 

読み返しやすくするために

前略中略後略と改行を加えています。

 

 

 

2 運命の巫女

 

p104

「絵を描くときには、正面、横、斜め前に自分の位置を置かねばならぬ。

生命の力を奪う遠近法を廃し、

明暗法も避けよ。

複数の角度からの視点をとりいれ、

輪郭の本質を強調するのだ。

〜略〜

人の目には存在しない空間をつくり、

隠れた真実を導くのだ。

一羽の鷹を描くときには、

鷹の飛翔のさまざまな瞬間をひとつの絵に描きあげる。

人間の姿であれば、

隠れた特徴をまとめることが必要となる。

それから我々の描く絵は、

時間のなかに閉ざされるものであってはならない。

我々は永遠の時間を形に表すのだ。

昼の一刻ともとれる絵であってはならない。

大切なのは

光の果実である一日そのものなのだ。

その手を軸にし不動の動きをおのれのものとせよ。

そして秩序を重んじよ。

 

 

メモ📝

絵師ジェドが弟子のパネブに伝える言葉。

 

p191

 

「完璧な技術を身につけるのだ、パネブ。

だが、技術が知識に等しいとは思うな。

知識をそなえた人間となることほど、大切なことがあるか?

知識は形と色の魔術へ通じる扉をあけてくれる。

知識は絵師の聖なる性質を示し、

唯一の喜びの源となり、

おまえを正しき道へ導くのだ。

マアトに則って生きるということは、

知識に対する無知を棄てさることだ。

心の力によって、

そして心でもって知るということなのだ」

 

 

メモ📝

マアトとは、

古代エジプトの〈秩序〉観を規定する基本概念。

〈正義〉〈公正〉〈善〉〈真理〉の意でも用いられる。

擬人化されて創造神・太陽神ラーの娘とされ、頭に羽を戴く姿で表される。

 

(百科事典マイペディアより)